前回の「検索のキホン【初級編】」では、ちょっとした検索のコツについて書きました。
今回は次の段階として、具体的に検索をする際に何を使って調べればいいのか?
に進みたいと思います。
図書館には調べ物をするためのツールがたくさんあり、しっかり自分の目的(何を探していて、何を調べたいのか)を理解できていないと途方にくれることになりかねません。
そんな時、自分がどれに当てはまるのか、まず整理しましょう。
1.あるテーマについてまとめてある本が必要。
2.幅広く論文なども視野に入れて、資料集めをしたい。
3.新聞・雑誌など、即時情報が欲しい。
4.調べたいことがあるが、どんな資料が必要なのかわからない。
とりあえず、この4つで考えてみます。
次回以降はそれぞれについての記事となります。
自分に当てはまるのはどれかを確認できたら、該当記事をぜひ読んでみてくださいね。
ちなみに…どれに当てはまる方も、当てはまらない方も、わからないことがあれば
すぐに図書館カウンターで相談してくださいね。
遠慮なんて要りません。気軽に質問しにきてください。
資料探しだけでなく、図書館内の困ったはすぐカウンターへどうぞ!
ところで、ネットがあれば大丈夫と思っているあなたへ。とりあえず“ググる”というのは、最初の取っ掛かりや、どういうことなのかをざっくり調べるためにならば問題ありません。
しかし、レポートや、論文には論旨を支える根拠として、きちんとした文責があるものを利用するのがキホンです。そこで図書館が必要となります。ネットの情報だけで書くレポートは信頼度が大きく損なわれます。まして、コピペは著作権侵害という重大な問題もあります。知らないと危険な引用・参考のルールを知ってよりよいレポートを書いてください。なお、引用・参考のルールについては、番外編で記事にしたいと思います。