検索のキホン【初級編】

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図書館には、さまざまな目的で学生さんが来ます。そんな中、検索の基本的な考え方を知っておけばもっとずっと、資料をうまく検索できるんじゃないかな?と思うことが多々あります。

というわけで、今回は検索するときの基本的な考え方についての記事です。

 

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◆検索する言葉を考えるポイント◆

①「て・に・を・は」などの助詞は省く。(『看護の実習』←“の”は入れない)

②単語と単語の間にスペースを入れる。(例:看護 △実習←△はスペースを表す)

③思ったような検索結果が出なかったときは、検索語を変えてみる。

 上記3つを意識してみてください。

 

さらに、③のときに検索語がうまく思い浮かばない場合は

a.意味の似た別の言葉に言い換えて検索してみる。

b.言葉の概念を大きくしたり小さくしたりする。

例:生物 ⇔ 動物 ⇔ 哺乳類 ⇔ 犬 ⇔ 秋田犬

この例だと、“秋田犬”では絞りすぎて引っかからなくても、

“犬”と範囲を広げれば、検索結果が変わるということです。

 

文章ではわかりにくい方のために、フローチャートを作成していますので、参考にしてください。

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今回は、初歩的だけど検索結果がちょっと変わるポイントについて

記事にしてみました。次回は、状況別検索ツールの選択についてです。

検索のキホン【中級編①】